認知行動療法の効果量について ②
- スタッフブログ
こんにちは! 埼玉県さいたま市南区、武蔵浦和駅の近くにあります「就労移行支援/自立訓練(生活)事業所、アイトライ武蔵浦和センター」のスタッフHと申します!
本日も認知行動療法の効果量について書いていきたいと思います。前回からの続きの内容となっていますので、まだ読まれていない方はコチラから、お読みになってください。
実際に効果量の測定を行ったのは、オリエンテーションが終了した第3回目以降で、方法としては、
① プログラムを実施する前に参加者のストレスチェックを行う。
② プログラム実施後に①の内容を見ずに、同内容のストレスチェックを行う。
という形をとりました。
これで、純粋にプログラムとして行った認知行動療法が、参加された方のストレスにどの程度の影響を与えたか測定することができるはずです。
ちなみに、ストレスチェックに使用したのは、「心理的ストレス反応尺度(SRS-18)」という質問紙を使っています。この質問紙は、きちんとした研究から作成された質問紙であるうえ、3分~5分程度で回答できるので、プログラムの実施前後に活用しやすい質問紙になっています。
また、事業所独自のものを使用すると、あたかもプログラムに効果があるように見せかけられるように操作することができるため、公に研究され、使用されているものを使っています。
実際の結果は以下の通りです。
上記は、自立訓練事業所、就労移行支援事業所、そして全体の3つに分けて、ストレスチェックの得点変化を表にしたものになります。
次回の記事では、この結果を踏まえてどのようなことが考えられたのか、また、今後の認知行動療法のプログラムではどのようなことに気を付けて行っていけばいいのか、筆者なりに述べていきたいと思います!!
※アイトライ武蔵浦和センターでは現在、在宅支援も行っております。
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