障害の理解:【テーマ】不安(森田療法)|武蔵浦和の自立支援、就労移行支援「アイトライ武蔵浦和センター」

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障害の理解:【テーマ】不安(森田療法)

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皆さま、こんにちは!

 

埼玉県さいたま市南区、武蔵浦和駅の近くにあります 「就労移行支援/自立訓練(生活)事業所、アイトライ武蔵浦和センター」です。

今回は心理系ブログ「森田療法」を取り上げたいと思います!」

感情には喜びや不安や怒りなど、さまざまなものがあります。人はそれらの感情を認識し、コントロールすることで色々な場面に対応します。しかし自分に生じた感情を正確に認識することや、それを思い通りにコントロールすることは簡単ではありません。

今日は自分の中で生じる不安という感情について森田正馬(もりた まさたけ)先生が開発した森田療法をもとに考えてみましょう。

 

皆さんは、大切な試合の前などに「ミスをしたらどうしよう」「シュートが入らなかったら どうしよう」などの考えが浮かんできて、不安 や心配になることはありませんか? 不安にとらわれ過ぎると、からだも緊張して動きが硬くなります。そのため練習してきた技術を試合でうまく生かせなかったり、持っている能力が十分に発揮できないこともあります。それだともったいないですよね。

 

そこで、不安にじゃまされないためのとっておきの方法を、皆さんにお伝えしようと思います。その方法は、今から90年以上も前に精神科医の森田正馬先生が考えたもので、「森田療法」と言います。

森田療法では、不安になったとき、それを取り除こうとは考えません。なぜなら不安は天気のように、自分が頑張っても変えられないからです。雨が降っているとき、私たちの力では晴れにはできません。

不安も同じで、私たちがなくそうとしても、簡単には消えてくれません。それどころか、なくそうとするほど不安はエネルギーをもらえるので、ますます強くなってしまいます。

 

とはいえ、雨もいつかは止みます。不安な気持ちも、時間がたつと自然になくなっていきます。大切なのは、不安をなくそうとせずに、そのままにしておくことです。これを森田療法では「あるがまま」と言います。

そして、不安があってもなくても関係なく、今の自分がしなくてはいけないこと(大切な試験や運動の試合など)に集中して取り組むことが大事です。これを森田療法では「目的本位」と言います。

 

試験の前に不安になることは、当然です。まずは、その不安を素直に感じてみてください。不安は追い払う必要もないですし、感じないように努力する必要もないのです。不安を感じながらも、不安の裏にある「自分のやりたいこと」「今自分がやるべきこと」に集中してみてください。そのうちに不安はあまり気にならなくなります。こうした「あるがまま」「目的本位」を身につけたら、試合前に緊張しやすかった人もかなり楽になると思います。

また森田療法で学んだことは、勉強だけではなくスポーツや、ふだんの生活にも生かせるでしょう。

 

森田療法の講座も行っていますので気になる方は是非ご見学にいらしてください!

 

アイトライ武蔵浦和センターでは体調管理に役立つ講座や就活対策、イベントなど様々な講座を行っています。

初めての参加ももちろんOK!お気軽に見学・体験にお越しください!

 

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就労移行支援/自立訓練支援事業所

アイトライ武蔵浦和センター

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