心理系プログラム → WRAP紹介!!
- スタッフブログ
皆さま、お久しぶりです!埼玉県さいたま市南区、武蔵浦和駅の近くにあります
「就労移行支援/自立訓練(生活)事業所、アイトライ武蔵浦和センター」のスタッフの Kです!
本日は心理系講座の1つWRAPに関してご紹介しようと思います。
皆様、WRAPって知っていますか??
★WRAPとは??
WRAP(Wellness Recovery Action Plan=元気回復行動プラン)は、1997年にアメリカの精神障害当事者、メアリー・エレン・コープランドが、精神疾患を抱えつつも前向きに生活を送れる状態にある約120名の当事者へのヒアリングを元に提唱した、セルフヘルプのためのプログラムです。
精神疾患からのリカバリーに資するとして、近年日本でも全国でワークショップが開催されるようになってきています。
続いてWRAPを行うにあたり、念頭において欲しい事柄を5つ紹介します。
★WRAPの基本的な考え方(キーコンセプト)
精神疾患からのリカバリーにとって必要な要素として、WRAPには
5つのキーコンセプトがあります。
①希望
どのような境遇におかれたとしても可能性を感じ、開かれていると思えること
②自分の責任(主体性)
自分にとって何が大切なのかを知り自分の判断で対応を選ぶ力、責任
③学ぶこと
自分の元気に必要なことを学ぶこと
④自分自身の権利擁護
必要なことを伝えて、それを手に入れるために対話を始めること
⑤サポート
主体的に生きるために、お互いにサポートしあう関係性を育むこと
これら5つのキーコンセプトを頭に置いて、WRAPを行うとより効果があると言われています。
続いて、WRAPを行うことにより、自分自身にどんな効果があるのか紹介しますね。
★WRAPの特徴
~WRAPにはどんな特徴や効果があるのでしょうか~
〇(自己理解) が深まる
WRAPでは、日常の中のどんな出来事が不調のきっかけとなりやすいかや、そこからの回復方法など自分自身の傾向を深掘りしていきます。その過程の中で、自己理解を深めていくことができます。
また、調子が悪い時に自分はこうしたい、身近な人にこうしてほしいといった自分自身のニーズを認識することにも繋がります。
〇(自己信頼感)が向上する
WRAPは、心身の調子は日々変化することを前提として、場面場面にあった自己コントロールの方法を考えていくものです。
調子を崩してしまった時にも自分の力で(援助を受けることも含め)状況に対処できるようになっていくことで、自己信頼感の向上に寄与します。
〇日常の中での(自己管理スキル)が向上する
WRAPは調子が優れない時のプランだけでなく、比較的安定している状態を持続させるために取り組みたいことなども扱います。生活習慣を見直し、健康行動を促す効果も期待できます。
〇( 医学的専門性 )がいらない
WRAPでは、「自分が自分の専門家である」と考えます。
医療や福祉的ケアをベースに置きながらも、リカバリーのために必要なことを自己決定していく姿勢を養うことができます。
WRAPは作成も見直しも自分で行えますし、作ったWRAPをどのように実践していくかも自己判断で行っていくことができます。
もし、ここまででWRAPプログラムを受けたいなと感じた方、毎月プログラムで実施しているので見学することも可能です。
お気軽にお問い合わせ下さいね。
アイトライ武蔵浦和センターでは体調管理に役立つ講座や就活対策、イベントなど様々な講座を行っています。
初めての参加ももちろんOK!お気軽に見学・体験にお越しください!
また、アイトライ武蔵浦和センターの公式ホームページではより詳細な情報を掲載しております。そちらも合わせてご覧ください!
※アイトライ武蔵浦和センターでは現在在宅支援を行っております。
感染症予防を徹底しながら、見学・体験も受け付けております。 まずはお気軽にお問い合わせください。
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