プログラム紹介「ブレスト&KJ法」
- スタッフブログ
皆さん、こんにちは!スタッフの早田です。
今回は10月25日に就労移行のフロアで実施した「ブレスト&KJ法」のプログラムを紹介します。
ブレストとは、「ブレインストーミング」の略で、日本語訳すると「ある問題に関して、脳を使って急襲する」となります。発想法の一つで、ある問題に対して役職や立場を越えて、様々な意見を出しあいます。
ブレストのルールは、
・できるだけ多くのアイデアを出す
・できるだけ幅広いアイデアを出す
・出されたアイデアに判断を下さない(批判しない)
・出されたアイデアから着想を得たアイデアを出しても良い
というものです。
批判されないので、参加したメンバーは安心して自分の意見を言うことができます。
今回は、
「通所して【いい意味で】変化したこと」
「通っていて、改善されたこと」
をテーマに、いろいろな意見を出してもらいました。
その後、みんなから出た意見をわかりやすくまとめるために、KJ法を実施しました。
KJ法は日本で作られた発想法で、考案者の川喜田二郎氏のイニシャルを取って、「KJ法」と名付けられました。
KJ法は以下のように進められます。
・各自、意見をカードに書いて発表してもらう
・全員の発表が終わったら、各カードの共通点や類似点を探します。
・共通点・類似点のあるカードたちをグループにします。
・グループ化が終わったら、各グループにカテゴリー名をつけていきます。それがグループの名前になるわけです。
以下がブレストとKJ法を実施した結果です。(写真が見にくくて申し訳ありません)
「カテゴリー名」(黄色い付箋)
・記入された意見 といった形で紹介していきます。
「コミュニケーション」(写真一番左)
・ゲームやクイズをしてコミュニケーション力が鍛えられた。
・みんなとおはなしができるようになった。
「気づき」(写真左から2番目)
・人と話すことが怖くなくなった。
・自信がつき、仲間が出来た。
「出来るようになったこと」(写真左から3番目)
・自分の目標を一つ一つ達成させようと実行に移せている。
・多少前向きになった
「生活改善」(写真右から2番目)
・朝ごはんを食べるようになった。
・生活が改められた。
「時間」(写真一番右)
・就寝時間が(ほぼ)定まった。
・朝、決まった時間に起きられるようになってきた。
皆さん、通所したことによって様々な良い変化が起きているようです。皆さんの意見をまとめると、下記のようなストーリができるのかなと感じました。
「アイトライに通所するという定期的な活動を通して、【生活改善】が起こり、就寝・起床・活動の【時間】が整い、プログラムやメンバー同士・スタッフとの交流によって、【コミュニケーション】のような他者と関わる姿勢や能力が獲得されたり、いつの間にか【出来るようになったこと】が増えているということに【気づく】ことができた。」
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